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皆さんが普段何気なく使っている「ガス」

一般家庭の燃料として使われているガスには、都市ガスとＬＰガス（プロパンガス）があるのはすでにご存じだと思います。

・都市ガス事業者

千葉県内に供給エリアを持つ事業者は18社　（社団法人日本ガス協会ホームページ調べ）

・ＬＰガス事業者

すみません、資料がなく正確な販売事業者数がわかりません。m(__)m

都市ガス事業者の場合

供給エリアが国への届け出（認可）により決まっており、そのエリアを基本的には出る事は出来ませんが、特定の条件が揃えば（大口需要家など）エリア外への供給も可能だったと思います。

しかしながら一般家庭で都市ガスを使う場合、その使用場所をエリアとして持っている都市ガス事業者しか使うことが出来ません。

ＬＰガス事業者の場合

エリアフリーですので、どこでも供給が可能です。

都市ガス事業者の場合

料金はガス事業者ごとに違います。それは原料の調達方法や経営方針などによるものだと解釈しています。

都市ガス事業者の場合

それが、高いのか安いのかはそこにお住まいなられている方が判断するしかありません。それは、上記のエリア制により、そのエリア内では他の都市ガス事業者を選べないからです。

逆に言えば、そこに住んでいる限り地区全体で同一料金ということです。

ＬＰガス事業者の場合

エリアもなければ料金設定も個々の使用者と契約していますので、隣の家と事業者が違えば当然のことガス料金が違っています。

例えば、ＬＰガス事業者Ａ社を隣同士のＢ宅とＣ宅が利用していた場合も料金が違う事が当たり前の如く存在しています。

なぜ、このような事が起こるのでしょうか？

ＬＰガスをお使いの皆さんは、ＬＰガス事業者との契約書をご覧になられが事がありますか？

もし、「見た事が無い！」と言われる方は、それはＬＰガス事業者が法律違反している可能性が有ります。

「液化石油ガスの保安の確保及び取引の適正化に関する法律」

俗に言う「液石法」の第１４条に（書面の交付） とあり、要は使用者に対してちゃんと契約内容を説明しなさいと明記されているのです。

この文書の中に、ガス料金に関することも書かれていないといけないのですが、皆さんは如何ですか？

ちょっと横道にそれましたが、ＬＰガスの料金の違いについて私の経験からご説明します