給湯器 風呂釜の寿命と考え方とは

【給湯器　風呂釜】寿命の考え方

給湯器や風呂釜の寿命を考える場合、基本的には次のようになります。

• 機器の耐用年数　＝　寿命
• 致命的な故障　＝　寿命

よって、寿命　＝　「耐用年数」　または　「致命的な故障」　であると考えます。

では、耐用年数とは何か？　耐用年数の考え方としては、基本的には次のようになります。

• 経年劣化に伴い、設計上の性能が維持できない。
• 概ね10年以上経過した給湯器（理由は後述しています。）

ガス給湯器の寿命、風呂釜の寿命について

給湯器の寿命を考える上で、前述したような基本的な考え方はありますが、実際のところ、お客様のご使用中の風呂釜、給湯器の機種、ご利用頻度によって、状況はさまざまです。

ご利用期間中の差がもちろんありますので、一概に「何年です」と言えませんが、交換をさせて頂いている風呂釜、給湯器のご利用年数を見ると「製造年月」より、約8年経過以降の物が多いです。

さすがに8年では早い方だと思いますが、お客様のなかには、なんと20年ご使用されて一度も故障がなかった物まであります。

上記のように、設置状況やご使用状況により、風呂釜、給湯器の寿命は異なりますので、次のような症状に気がついたら一度ご相談ください。

たとえばこんな症状…

• お湯の温度が急に変化する（ぬるくなったり、熱くなったり一定しない）
• ポンプ音が急に大きくなった（追焚などをした時のポンプ音や排気ファンの音）
• ガス給湯器本体より水漏れしている

…などなどいろいろあります。

また、ご使用期間が10年を過ぎている場合は、メンテナンス部品が入手困難な場合もあります。

ご使用期間の長さによっては、給湯器の寿命を延命する修理より、その後のリスクや修理費などの兼ね合いから、交換を選択した方が良い場合も多いです。

「寿命？故障？修理？交換？」 どうすればいいのか、お悩みの時はお申し付けください。

【プロの専門店】である私共の確かな目で状態を把握して、ご使用機器ごとの適したプランをご提示をさせて頂きます。

調子が悪い…長期間使用していて心配…ランニングコストを安くしたい…そんな時もご相談ください。

参考として、メーカーが公表する「給湯器の寿命」について

ガスふろ給湯器、ガス給湯器、風呂釜の経年劣化（寿命）を一定条件で試験した上で、メーカーより公表されている　「設計標準使用期間」　は、製造年月を始期として10年となっています。